電気測定の基本を学ぶ: デジタルテスターの機能
*本記事はアフリエイト広告を使用しています。
以前デジタルテスターを購入したのですが、すこし使いずらく再度購入しました。購入したテスターは、DT-830Dですが前回のDT-830Bと末尾がBとDの違いの他はほぼ同じものです。使用した感想の記事を記載するので最後まで読んでください。
マルチテスター写真
◇パッケージ
◇マルチテスター一式
本 体:左
取扱説明書:右
テスト棒 :前
◇ファンクションスイッチ
◇液晶画面
◇テスター測定
●乾電池の電圧を測定
仕 様
商品名 :マルチデジタルテスター
型 式:DT-830Ð
表 示:31/2桁デジタル表示、最大表示”1999”
極性表示:自動
オーバーレンジ:“1”
測定機器:直流電圧、交流電圧、直流電流、抵抗、
電 源:アルカリ電池(006P 9V)
寸 法:W68×H120×D23(mm)
重 さ:約105g
購入先 :Amazon
価 格:約850円(送料込み)
*Amazonで2025年5/30日現在
測定できるもの
●直流電圧
●交流電圧
●直流電流
●抵抗測定
●トランジスタチェック
●導 通
測定方法
直流電圧(DCV)測定
●ファンクションスイッチを”Vー”の位置にセットします。
●測定する電圧レンジにスイッチをセットします。
*電圧レンジが分からないときは最大レンジにセットし、
順番にレンジを下げて測定します。
●測定回路のー(マイナス)側に黒のテスト棒、
+(プラス)側に赤のテスト棒を接続します。
●測定値を読み取ります。
直流電圧(DCV)性能
レンジ | 分解能 | 測定精度 | 最大入力保護 |
---|---|---|---|
200mV | 0.1mV | ±(0.5%rdg+2dgt) | 220V ACrms |
2000mV | 1mV | ±(0.8%rdg+2dgt) | 1000V DC |
20V | 10mV | ±(0.8%rdg+2dgt) | 1000V DC |
200V | 100mV | ±(0.8%rdg+2dgt) | 1000V DC |
1000V | 1V | ±(1.0%rdg+2dgt) | 1000V DC |
交流電圧(ACV)測定
●ファンクションスイッチを”V~”の位置にセットします。
●測定する電圧レンジにスイッチをセットします。
*電圧レンジが分からないときは最大レンジにセットし、
順番にレンジを下げて測定します。
●測定回路の片方に黒のテスト棒、もう片方側に赤のテスト棒を接続します。
●測定値を読み取ります。
交流電圧(ACV)性能
レンジ | 分解能 | 測定精度 | 周波数レンジ | 最大入力保護 |
---|---|---|---|---|
200V | 100mV | ±(1.2%rdg+10dgt) | 45~450㎐ | 750VACrms |
750V | 1V | ±(1.2%rdg+10dgt) | 45~450㎐ | 750VACrms |
直流電流(DCA)測定
●200mA未満の電流を測定するには、赤色のテスト棒を「VΩmA」端子に接続します。
●ファンクションスイッチを”Aー”の位置にセットします。
●測定回路のー側に黒色のテスト棒、+側へ赤色のテスト棒を接続します。
●必要に応じてファンクションスイッチを切替えて使用します。
●測定する電圧レンジにスイッチをセットします。
*電流レンジが分からないときは最大レンジにセットし、
順番にレンジを下げて測定します。
●測定値を読み取ります。
直流電流(DCA)性能
レンジ | 分解能 | 測定精度 | 最大入力保護 |
---|---|---|---|
200μA | 0.1μA | ±(1%rdg+2dgt) | 500mA/250V 保護あり |
2000μA | 1μA | ±(1%rdg+2dgt) | 500mA/250V 保護あり |
20mA | 0.01mA | ±(1%rdg+2dgt) | 500mA/250V 保護あり |
200mA | 0.1mA | ±(1.5%rdg+2dgt) | 500mA/250V 保護あり |
10A | 10mA | ±(3%rdg+5dgt) | ヒューズ保護なし |
抵抗(Ω)測定
●ファンクションスイッチを”Ω”の位置にセットします。
●測定回路の両端にそれぞれのテスト棒を接続します。
●必要に応じてファンクションスイッチを切替えて使用します。
●測定するレンジにスイッチをセットします。
*測定レンジが分からないときは最大レンジにセットし、
順番にレンジを下げて測定します。
●測定値を読み取ります。
抵抗(Ω)性能
レンジ | 分解能 | 測定精度 | 最大入力保護 |
---|---|---|---|
200Ω | 0.1Ω | ±(1%rdg+3dgt) | 220V ACrms |
2000Ω | 1Ω | ±(1%rdg+2dgt) | 220V ACrms |
20kΩ | 10Ω | ±(1%rdg+2dgt) | 220V ACrms |
200kΩ | 100Ω | ±(1%rdg+2dgt) | 220V ACrms |
2000kΩ | 1kΩ | ±(1%rdg+2dgt) | 220V ACrms |
導通測定
●ファンクションスイッチを黄色の枠の位置にセットします。
●測定回路の両端にそれぞれのテスト棒を接続します。
●”ピー”と音が鳴れば導通していることがわかります。
*わかる範囲での測定方法を記載しました。
細かな部分での説明不足もあると思いますが、ご了承ください。
使用した感想
使用方法は。以前購入したDT-860Bと同じなので戸惑うことはありません。
大きな違いは、導通チェック時にブザーが鳴ることが大きいです。
ブザー音で端子や配線が断線しているかどうかわかるので、液晶モニタを見ることなく作業できるのでたすかります。
価格もお手頃なので、お試しに購入するのもいかがでしょうか!